ボンネットを開けない限り、誰にも知られることのない究極の^^ 自己満足カスタマイズです。効果としては、エンジンルームを着飾った事により、洗車時などにエンジンルーム内の掃除もするようになった事です。^^
実際のところ、前々からヘッドカバー塗装には興味があったのですが、なかなか取りかかるまでに至りませんでした。が、ある日突然思い立ち、雨天の中作業を進めました。
エンジンヘッドカバーは、2カ所のネジでエンジン本体に固定されています。ネジは左右で異なり、○側のネジはソケットを使って普通に外せますが、○側のネジはいくら回してもなかなか外れません。途中、かなり不安になりながら回し続けたのですが、回し続ける事で外れました。。外して裏を見ると...あーなるほど..○側のネジはカバー本体に固定されていたのでした。^^
塗装手順は以下の通りです。
・脱脂
シリコンオフを使いました。布にシリコンオフをスプレーして、ヘッドカバー表面を数度拭きます。どれだけ拭けばいいのかわかりませんが、適当に2〜3回程度拭いてやめました。^^
・マスキング
最初から付いているトヨタマークや、文字などをマスキングテープを使ってマスキングします。かなり細かな部分もありますので大変でしたが、結果は上々でした。^^
幅が厚めのマスキングテープを使った方が、作業はしやすいと思います。多少重なっても気にせずマークや文字が完全に隠れるまでテープを貼り付け、後からカッターナイフで縁を丁寧に切り抜きます。かなり細かい部分を切り取らないといけないので、普通のカッターナイフではつらいかもしれません。私は、プラモデル用のタミヤのデザインナイフを使用しました。
・プラサフ吹き付け
脱脂した後ちょっとだけ乾燥(一瞬で乾きますが^^)させ、次に下地としてプラサフを吹き付けます。薄い色に仕上げるのでなければ普通のプラサフで良いと思いますが、一応ホワイトのプラサフを使用しました。最初は薄く吹き付けて徐々に...吹いては乾かし...を3〜4回繰り返しました。
・塗装下地磨き
プラサフが乾燥した後で、実際の塗料を吹き付ける前に、下地を滑らかにするために、1000番のペーパーがけを行いました。
・塗装
下地磨きが完了した後にいよいよ本塗装に入ります。プラサフと同様に、最初は薄目に吹き付けて徐々に...吹いては乾かし...を4〜5回繰り返しました。
・クリア吹き付け
十分に乾燥させた後で、マスキングをはがし、表面にクリアを吹き付けます。クリア吹き付けの前に塗装表面を磨いた方が良いのかもしれませんが、特に磨かずにクリアを吹き付けました。塗装最初に書いたように、雨天決行^^だったのですが、ここへきて後悔しました。クリアを数回吹き付けて乾燥中に表面が湿気を帯びて白く変色してしまったのです。やはり、天気の悪い日の塗装は避ける方が賢明です。^^
・塗装表面磨き
クリアが完全に乾燥した後で、仕上げに入ります。クリア乾燥中で白く変色してしまったのでかなり心配だったのですが、まず、800番で荒く全体を磨き、1600番で仕上げ磨きを行った時点で白は消え一安心です。最後に液体○○磨きで磨き込みます。これは自分が納得のいくまで磨き込めば良いと思います。^^
あとは、エンジン本体に取り付けです。エンジン本体側ネジ穴は結構もろいので、無理にネジを回さずに、位置を合わせながら取り付けを行います。それでも、結構無理矢理っぽくネジを回す羽目になってしまいましたが...^^
今回は、トヨタのブルーマイカを選択したわけですが、写真写りと比べると本物は結構地味です。^^
ちなみに、今回使用したものを一部ご紹介します。下に写ってるのは^^ 塗装中勇気付けてくれた...