夜になると怪しい光を放つWISHたちをずぅ〜っと羨望のまなざしで見つめていました^^ 前にもどこかに書いた記憶がありますが、元々名古屋の成金趣味な私としては、光モノが超大好きで、いつか自分も...とずっと考えていたのですが、なかなか着手するまでにはいたりませんでした。ところが、最近、色々な方達の大変参考になるWISHを拝見させて頂き、また有益な情報、具体的な方法など伺う機会があり、ついに重い腰をあげました。(爆)
それにしてもLEDってなんかい〜ですよね^^ 特にImpactBlueな青色LEDの存在は超うれし〜ですよね。発明者の方に感謝!です。^^
このLED絶対クセになります。はじめるまでは...ですが、一度取り付けてしまうと、なぜか次はどこを光らそうか..どこに穴を空けようか...日夜そんなことばかり考えています。^^
色々な場所を光らせるべく、私が勉強も兼ねて最初に選んだのは、インパネにLEDを埋め込むことでした。夜になれば、イルミネーションが光りますので、特に不自由していた訳ではないんですが、まずは一番目立つところから..ということで^^
さて、作業に入る前に色々と考えなければならないことが山積みです。何を揃えなければならないのか...どこを、どのように光らせたいのか...などを考えなければなりません。特にどのように光らせたいのか...は、どこから電源を取るか...にも繋がりますのでしっかりと計画を立てなければなりません。普段から勢いだけはある私も、今度ばかりは色々と考えてから着手することにしました。(自爆)
以下は最初に検討した項目です^^
- 必要なものは何か
- 光らせる場所(LEDの取り付け場所)
- 光らせるタイミング(光らせ方)
- 電源の取り方
必要なものは何か
何を隠そう...^^ 私は電気工事士の免許を持ってます。高校が電気科だったので17歳ぐらぃの時に取りました。もちろん筆記の他に実技テストがあり、電工ナイフ片手に結構器用に.....遠い遠い昔の話です。^^
その後20年まったく電気からは遠ざかっていたら、きれいさっぱり忘れてしまいました。^^ 今ではオームの法則も怪しいものです。(自爆)
おっと...脱線でした。で、それなりに工具は持っているのですが、全部実家に忘れてきました。あと、使ったこののないものをいくつか買う必要がありそうです。とりあえず以下をそろえました。
光らせる場所とタイミング
で、まずは光らせる場所ですが、W&S
FACTORYのLEDキング^^ wish13さんのを参考にしました。ていうか完全にパクらせて頂きました(自爆) どうやらキングはスイッチなどを使わずにスモール連動で光らせているようでしたが、私は取り付け角度を失敗して眩しすぎてしまったときの保険で、回路の途中にスイッチを付けることにしました。この時点で、電源は、アクセサリ電源から取ることに決定しました。
※アクセサリ電源:キーをACCの位置とONの位置にした時に電気がONになる電源...かな^^
電源の取り方
LEDの取り付け場所がインパネに決まったので、最初は、ナビの後ろ辺りのケーブルから分岐して電源を取ろうと考えました。
...その前に基本的な事項のおさらい^^ ですが、車の電源はエンジンルームにあるバッテリーです。エンジンルームを開けてみればわかりますが、プラスとマイナスの端子があります。車のバッテリーは直流電源であるため乾電池と同様にプラスとマイナスが存在します。プラスから出た電気が、オーディオやライトなどの電気製品を経由して、最終的にマイナスに戻ってきます。が車の場合、このマイナスというのは、アースとも呼ばれ、全て車体の金属部分を伝わって最終的にバッテリーに戻るようになっています。え?じゃぁ電気使ってるときになんでボディ触っても感電しないのかって?さぁ...わかりません。(自爆)
ですので、プラスの電源だけ取れれば、マイナス側はアース..つまり、車の金属部分に繋いでさえやれば、バッティーのマイナス端子に繋がって電気が流れるのです。ちなみにエンジンルームでよくある「アーシング」とは、このボディの金属部分を伝わって戻るには、ボディの金属部分の抵抗が電気が安定して流れるための妨げとなるため、ボディを経由せずに直接マイナス端子にケーブルを使って戻すことにより電気がスムーズに流れるための助けをしてやること...と認識しています。^^
おっと例によって脱線してしまいました。^^
一番簡単なのは、車内の既存配線よりプラス側のケーブルを探し、ここから分岐して電源を取るというものです。私が最初にやろうとしたのはこの方法でした。ただ、この方法は、プラスのケーブルを探さなければならないことと、加えて、ACCでONになるのか、スモールでONになるのか等も探してやる必要があるとのことで、結構大変そうな印象を受けました。これらは、検電テスタなどを使ってしらべることができる...らしいです。で、結局、今回はヒューズから電源を取る方法を採用しました。
左が助手席グローブボックスを外すと目の前に現れるヒューズです。ちなみにグローブボックスを外すと、裏側に右の画像のようなヒューズの説明図が貼ってあります。これで見るとわかるかと思いますが、左側の列の下から4番目の15Aがアクセサリ(ACC)です。今回はここから電源を取ることにしました。
画像のタイプは10A用で、実際にはこれを使用せずに青色の15A用を使用しました。^^ あっ...取り付けしたときの画像がない...え〜とヒューズ外し(またはラジオペンチ)などで、つまんでヒューズを外し、代わりに、取り付けます。このときの注意事項としては、画像でも分かるかと思いますが、ヒューズからケーブルが出ているのですが、このケーブルが出ている方がプラスらしいので、極を間違えないように取り付けることです。色々探してみましたがどっちがプラスかわからなかったので、エーモン
E428 サーキットテスタを使って調べました。^^ 左側がプラスでした。^^ ヒューズの薄い面に15Aって書いてあるのですが、それが普通に読める方向で挿すことになりました。
実際に作業するにあたり、購入した部品の加工や接続などの大半の作業は事前に家の中でやりました。正確なケーブルの長さを測らずにちょっと余分な長さで接続したので、最終的には結構な長さが余ってしましました。^^
メクラ蓋にスイッチ取り付け用の穴を空けました。この穴を空けるときには、エーモン
クラフトリーマがなかったので、プラモデル用のタミヤのピンバイスを利用して円形に無数の穴を空け、ニッパで間を切りおとり、あとは、丸型のヤスリでひたすら磨いて丸くしました。^^
今はクラフトリーマがあるので比較的簡単に開けられると思います。^^
左の画像が、仮に組み上げた回路です。ちょっと分かりづらいかもしれませんが、左端のヒューズ電源から、スイッチまでちょっと長めのケーブルを接続し、スイッチから出たケーブルを、4箇所のLEDに接続するために4本に分岐してします。あとは、それぞれLEDに接続するだけです。LEDへの接続で妙に長いケーブルを使っているところがありますが、これは、ミラースイッチ部分を光らせるためにちょっと長めにしておく必要があるからです。ちなみに右画像が、電源を分岐するのに使用した、エーモン
Y型接続端子(ギボシ)です。 これを画像のように2つ繋いで4つに分岐しました。
さ〜いよいよ取り付けに掛かります。と言ってもまずは、LEDを入れる穴を空けなければなりません。ここは追加で購入したエーモン
クラフトリーマの出番です。^^
これがクラフトリーマです。^^
気分はすっかりゲッ○ー2です。基本的にはそのまま空けたい部分に押し付け、グリグリと力を加えれば穴が空くようですが、私は、ピンバイスで3mmほどの穴を貫通させ、それをクラフトリーマで拡張する方法をとりました。
今回取り付けるのは、左画像のLEDです。こいつ自体は直径4mmぐらいだと思いますが、今回はグロメットも一緒に購入していたので、グロメットの説明の通りで6mmの穴を4つ空けました。右画像が実際に穴を空け、グロメットを挿入した直後です。6mmといっても6mmドリルで空ける訳ではないので、少し削ってはグロメットをはめてみて、また削って...を繰り返して、大体の大きさ...グロメットが少しきつめにはまる程度までの大きさにしました。^^
メインのインパネ部分は、大体こんな感じで穴空けを行いました。^^ 画像を見て頂ければわかりますが、今回穴を空けた部分は、元々角度が付いていて、パネルの面に垂直に穴を空けてもそれなりに下向きの穴になります。が、この穴空けの角度は注意が必要です。LEDにもよりますが、場合によっては点灯するとまぶしすぎて、少なくとも運転中は点灯できないぐらいになるかもしれません。高輝度のLEDなどを使うときは注意が必要だと思います.^^
さぁ...いよいよ取り付けです。^^
例によって^^ 勢いだけで外したパネルです。走行中TV視聴キットを取り付けたとき以来です。ちなみに右画像は、ミラースイッチの上の部分です。今回はここにもLEDを埋め込みましたので、アースを取れる場所はないかと色々探しました。ボディの金属部分も見えますし、何やらネジ類もいっぱい見えましたが、ちょっと作業がしにくかったので、今回はここら辺でアースをとるのはやめて、結局LEDから出たマイナス側の線は、いったんヒューズの辺りまで戻してアースしました。^^
いよいよ仮結線しての点灯テストです。おぉぉっ...^^ 怪しい青い光がい〜感じで点灯しました。^^ ちなみに、右画像が、ステアリングの左脇にセットしたスイッチです。実車に取り付けるまでも「カチッ、カチッ」と何回もスイッチを動かしていて、結構安っぽいかも...と思っていたのですが、実車に付けるとそうでもありません。^^
結構い〜感じの感触と音です。
インパネを元に戻し、早速スイッチオン!おぉぉぉぉっ...い〜じゃないですか〜^^ 周りは既に薄暗くなっていましたが、まだ仮接続したアースを正式に繋がねば...^^
懐中電灯片手にコードを隙間に無理やり押し込み^^ なんとか元通りになりました。^^
最初に点灯させたときは、うゎっ...まぶしすぎ...もう少し下向きに穴を空けないと...と思いましたが、実際に市街地を走行したときには、点灯しっぱなしでも特にまぶしくは感じませんでした。つけたまま走るのに慣れると、たまに消灯させると、なにか物足りず、寂しい車内に感じてしまいます。^^
とりあえずLED第一弾としては、大満足の出来でした。^^
さ〜て次は..どこに穴空けようかな...(爆)